SNS時代におけるものづくりの大切さ:LABEL(ラベル)の製品を作る上で欠かせないこと
LABEL(ラベル)の工房を訪れ、フレグランスの製造過程を見学しながら、アンジェラさんとエンリコさんに、キャンドルや、ディフューザーなど、ものづくりへの想いを伺いました。
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SNSの影響により、フレグランスを単に「良い」「悪い」と判断する傾向がありますよね。でも、実際にはその香水が何を表現しているのか、何を伝えたいのかを話すことが大切だと思っています。それが、SNSの速さのために、香水の説明が軽視されがちです。
SNSの伝達力はすごく迅速で、できるだけ多くの情報を私たちも素早く取得するようにしています。ただ、時には絵画の前に立ってじっくりと考えるように、フレグランスの製作過程や意図を理解することが重要です。
フレグランスの世界でも、時代を認識し、新しい製品を作る際には、流行を理解し、それに合わせて調整することが必要です。
私たちは市場のトレンドを把握し、そのトレンドに合わせて独自のアプローチで製品を作り出します。例えば、今のトレンドはスウィーティ&フルーティですが、通常このようなノートを扱うことはあまりしません。しかし、市場のトレンドを理解した上で、自分たちのスタイルとトレンドに合わせた製品を作ります。
そして、常に新しい製品にはユニークな組み合わせをすることもあります。例えば、シナモンとマルトルの組み合わせであれば、シナモンは非常に一般的ですが、マルトルは非常に珍しいものです。これにより、顧客に興味を持ってもらい、探求する気持ちを引き出すことができます。
そうすることで、LABEL(ラベル)の製品を手にとってくれたお客様がフレグランスを1つの儀式のように楽しむことができます。自分に合った香りを選び、日常のシーンに合わせて使い分けることができます。香水の使用を単なる日常の一部としてではなく、特別な時間として楽しんでほしいと思っています。
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お話を伺いながら、単に香りを提供するだけでなく、市場のトレンド、そしてお客様が手にとった先の医まで深く想像し、1つ1つの製品を作り上げていることがわかりました。お話を伺いながら、単に香りを提供するだけでなく、市場のトレンド、そしてお客様が手にとった先の体験まで深く考え、1つ1つの製品を作り上げていることがわかりました。LABEL(ラベル)の製品を手にとることで、より豊かな香りの楽しみ方ができるはずです。